家を建てる計画のある人は、生涯の中で最後のチャンス。
30年前、私が知っているバブル前後の住宅ローン金利は、固定型で五~八%が当たり前でした。現在は、2%前後、それでも他銀行が0,1%高いとか、低いとか言っている場合ではなくなってきます。にほんでは、コロナが落ちついても、インフレ傾向は間違いなく、金利は上昇し始めます。コロナ下、この一年で世界の金融資産は二千兆円、日本だけでも二百兆円増加。カネ余り状態。株式も、金利も一度上昇し始めると、多少上下しながら破裂するまで上がり続けます。金利はこれ以上、下げることはないと思います。
買い急ぐお客様と、買い控えるお客様どちらが得か
「家を建てる計画のある方は、値上がり傾向があるとはいえ、まだまだ低い建設単価」、百万円、二百万円の値上がりは大した金額ではありません。ご承知のように三千万円、三十五年、ボーナス返済無しで金利1%の上昇で総額約六百三十万円返済額が増えます。この低金利、最後のチャンスを生かして、「理想のマイホームを実現するためのチャンスです。」
住宅工務店さんは、ここは値上げを辛抱して、受注を増やしておくことが大切
暫く住宅価格は上昇を続けると思います。この上昇に便乗して値上げしていくと、結局のところ、自社の首を絞めることになります。何故なら、あちこちの住宅会社で値上げが始まるとお客様は様子を見始め、買い控えが始まってしまうからです。今でも忘れませんが73年、石油ショックがありました。石油関連商品だけでなく住宅までも便乗値上げが始まり、お客様は買い控え、結局のところ、受注が減じて、大手住宅会社や多くの中小工務店が倒産に追い込まれました。
技術革新、工夫が大切
この時、ミサワホームは逆に、値上げどころか、技術革新住宅として、16坪百万円住宅を発表、大量に受注しました。 他社が値上げをしている中で、引き続き、O型、M型、S型の工業化/施工効率を高めた大型パネルを推進。お客様にとって、価格メリットのある住宅を提供し続けて、この時大きく成長しました。手っ取り早い値上げは簡単ですが、それだけでは生き残ることがむつかしい時代がやってきます。革新的な発想、工夫の努力が大切です。