7・30・地名、漢字でもわかる地盤の強弱
洪水、浸水、がけ崩れ等、多雨による災害が増えています。まず、あなたの住んでいる地域がどのような地域であるのか市町村などのハザードマップで調べることが出来ます。がけ下や崖上の宅地では同じく市町村で危険地域にあるかも調べることが出来ます。また、昔から使われている地名や漢字にはそれなりに根拠があります。98年赤坂、99年鴻池山王、大都会東京で洪水被害がありましたよね。この地名が示すように坂、池、谷等は水が集まりやすい、低地を意味しています。
例えば、さんずいのついた漢字「川、河、江、流、浮、瀬、須、灘、浜浅、洗、浦等」川崎、河瀬、一之江、流山、浮島、杭瀬、須磨、横須賀、大洗、浦安、勝浦などは、川辺や海辺、湖のそばであったことを意味しています。
・低地を意味する地名
「谷、沢、坂、窪等」越谷、渋谷、藤沢、赤坂、荻窪等、小規模な谷や沢、坂下は低地なので水のたまりやすいところを意味します。93年8月、赤坂見附駅で浸水、99年8月、鴻池山王駅で浸水がありました。
「丘、高、山」などの漢字が使われているところは、地盤が安定しているところを意味します。緑が丘、高森、高槻、千里山、筑波山、狭山等。このように、その地域のだいたいのことは地名で分かります。だからといって安心ではないので、個々の建築する場所には何があるかわからないので地盤調査は必須です。
こんな場所は、特に注意が必要です。
・傾斜地に建つ住宅
切土や盛土のある造成宅地。切土箇所は地盤が固く、盛土箇所は、擁壁を作って切り取った土を埋め戻し、突き固めているが、長年のうちには沈下することがあります。
これを防ぐためには、宅地造成図を参考にくい打ちなどの対策が必要です。
・不同沈下
不同沈下は、建物が不均一に沈み込む現象です。地盤が建物の重みに耐えられずに起こる現象で、主に軟弱な地盤で発生します。
