291号・世界全体に占める日本の地震発生状況

 日本列島は、太平洋プレート・フイリピンプレートレート・相模プレート・南海トラフ4枚のプレートの境界線に位置していて火山や津波の被害が大きい。さらに旧市街地は老朽化した木造建築が密集しており、火災や建物倒壊による間接的影響による危険性も高いことから、生命や財産を守ることのできる頑強で火災に強い住まいが求められています。1900年~2000年、100年の間に日本近海で起きたM7,0以上の地震は36回(内閣府防災情報より)、2,7年に1回起きています。

下記データは2005年のもので少し古いのですがあまり変わらないと思います。

・図1のように、世界ではM6以上の地震が1995年から10年間の間に945回発生しており、そのうち22%に当たる210回もこの小さな日本国周辺で起こっています。年平均で21回も発生しています。

・図3、活火山数についても世界の合計1、511山のうち7%の108山が日本にあります。私たちがこれから災害にいつ遭遇するかわかりません。

 マグニチュード5では1日数回、マグニチュード4では数十回程度、日本国周辺で発生しています。いつどこで起きてもおかしくない状況に置かれているのが日本です。

阪神淡路大震災では建物が凶器に

阪神淡路大震災では、次ページ図4の死因別に示すように建物倒壊による屋内での「圧死と火災」で亡くなられた方の合計が(6436名)実に96%。建築物が凶器になったといわざるを得ません。建築物や住宅は、そこで生活する人々の生命、健康、財産を守るべき必要があります。それだけに戸建て住宅においては、何よりも大切なことは耐震性、耐火性を最も優先するべきだと考えます。