4/10回・古民家に共通する構造とは
・地産地消
木、茅、瓦、土壁等、地元資材を使用しています。地元で育った資材を同じ環境下で使用しています。また、風、光、雪、地震等、地域の気候風土を考慮した建て方をしています。
・乾燥材
切り出したばかりの原木の含水率は150%程度といわれ、これを風通しの良いところに1年以上天然乾燥させ、今でいう含水率推定15%以下と思われる材を使用していました。木は乾燥すればするほど強度は増していきます。
・大断面
柱は、ヒノキ、スギ、ヒバ等15センチ以上、大国柱は30センチ以上のクリやケヤキ、梁には曲げ強度の高いマツ等、耐久性の高い大断面木材を使用しています。
・気候に適した建て方
その地域の風、光、雨、雪等の気候風土を考慮した必然性から生まれた単純な屋根形状となっています。
・現し構造
木の香り、木目の美しさ、肌触り、木の温かみ、木は湿気を吸ったり放出したりして呼吸している大へんデリケートな木材です。なので、風通しを良くして、構造体を常時目視できるようになっています。次の写真をご覧ください。柱の根本は水分を吸収しやすいので腐りやすく、写真のように継ぎ変えられて長持ちさせることが出来ています。

・間取りの改変
居住面積も大きく、時代の変化や、家族構成の変化にも対応出来ていました。