307号・定住の家なき氷河期世代

こんな記事が出ていました。

  販売ターゲットは40歳代の賃貸住宅世帯!!

 氷河期世代の40~50歳代の持ち家率が低下。30年前と比べると10ポイントも下落しているようです。このまま持ち家なく高齢期に近づくと、老後の年金もあてにならない中で賃貸に住むこともままならない。

 50歳代の人は、住宅ローンを組むにしても難しい時期に来ています。40歳代は、65歳完済で最後のチャンス。

 今後もインフレ化は沈静化することは考えられません。また、住宅業界においては、金利上昇、建設職人の人手不足、建設物価高、住宅価格の下がる気配がありません。低所得では益々、住宅は持てなくなります。

 せめて、単身世帯、夫婦世帯、少家族のいるこれらの人に向けたローコスト住宅の提案がチャンスです。

賃貸家賃程度で立つ平屋建て20坪以内で1500万円。土地は別途の総予算で2000万円以内の住宅、土地購入代を含めても2800万円以内の開発が急がれます。
ご要望があれば上記売れるプランご提案いたします。当メールから問い合わせください。

 ▶住宅工務店さんは、ここは値上げを辛抱して、受注を増やしておくことが大切

 暫く住宅価格は上昇を続けると思います。この上昇に便乗して値上げしていくと、結局のところ、自社の首を絞めることになります。何故なら、あちこちの住宅会社での値上げでお客様は様子を見始め、買い控えが始まっているからです。今でも忘れませんが73年、石油ショックがありました。石油関連商品だけでなく住宅までも便乗値上げが始まり、お客様は買い控え、結局のところ、受注が減じて、大手住宅会社や多くの中小工務店が倒産に追い込まれました。

 この時、在籍していたミサワホームは逆に、値上げどころか、技術革新住宅として16坪、百万円住宅を発表、大量に受注しました。 他社が値上げをしている中で、引き続き、O型、M型、S型の工業化/施工効率を高めた大型パネルを推進。お客様にとって、価格メリットのある住宅を提供し続けて、この時大きく成長しました。手っ取り早い値上げは簡単ですが、それだけでは生き残ることがむつかしい時代になっています。革新的な発想、工夫の努力が大切です。

ハウスビルダー販売支援研究所 代表 大出正廣